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私たちの理想

■慢性的な症状に新たな光を

 20世紀は救急救命医療隆盛の時代でした。そして、21世紀は慢性的な症状に対する医療“慢性医療”の発展が待ち望まれています。

 

 痛みや倦怠感などの慢性的な症状は、あくまで個人的・主観的な感覚であり、数値化や継続的なデータの採集が難しいものです。ゆえに客観的な科学データに基づく医療との相性が悪く、エビデンスを重視する20世紀型の医療において慢性医療研究の歩みは非常に緩やかなものでした。

 

 しかし、疾病の大部分は生活習慣病に代表される慢性的な症状群であり、この症状群に対する効果的なアプローチの開発は21世紀の大きな課題です。

 

 私たちは、目に見えず計測も難しい『痛みや違和感』を、薬や器具を使うことなく、強い刺激を用いることもなくその場で変化させることで、たとえ主観的な症状であっても客観的な効果測定を行うことができると考えています。

 

 20世紀に取り残されてきた慢性医療の発展を支え、世界中の慢性的な症状で苦しむ方々に希望と喜びを与えることを目指しています。

 

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■やさしく即効性のある施術:ゆらし療法

 

 ゆらし療法は、手当てや軽く擦るといった伝統医療的なアプローチに着想を得て開発されました。

 

 幼い頃、急な腹痛や頭痛が、お母さんやお父さんに撫でられることによってスーッと無くなっていく体験をした方も多いでしょう。そういった現象に生理学的な見地から解釈を加え、誰にでも確実に効果を出せるような技術体系を構築したものがゆらし療法です。

 

 ゆえに、素晴らしく安全で、0歳の乳児から100歳の高齢者に至るまで、全てのクライアントの心身に安心感を与えることができます。

 

 しかも、大変優れた即効性も併せ持っています。薬や器具や強い刺激を用いることなく、痛みや違和感がその場で大きく変化します。その体験は多くのクライアントを驚かせ、自身の症状に対する認識を改めるきっかけを与えます。その即効性にセラピスト自身が驚くことも珍しくありません。 

 

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■あらゆるクリニックで応用可能:ゆらしセミナー

 

 痛みという身体的な症状が、『心』や『食事』や『社会文化』とどのような関係性を持っているのか?関係性によって生まれた痛みを解消することはできるのか?痛みが解消されると関係性がどのように変化していくのか?などを、誰にでも分かりやすく解説し、実践に役立つ痛み解消の方法を習得します。

 

コースはおおまかに5つのパートに分かれています。

 

第一部 『痛みと身体』

 痛みや違和感は、脳が身体の状態をモニターすることによって発しています。脳や脊髄は、痛みや違和感を警戒信号として発することによって生体(身体)を危険から遠ざけています。

 

第二部 『痛みと心』

 心理的な緊張感は実際に筋肉の緊張を生みます。恐れ、不安、怒り、妬み、自己否定、など様々な心理的要因によって身体が緊張し、緊張状態が継続することによって痛みなどの症状を発します。

 

第三部 『痛みの科学』

 たとえば、日本人の1/3が肩コリだと言われるように、現代社会に生きる多くの人々が痛みや違和感などの症状を感じています。インフラも整い安全に生活できるはずの社会でなぜ『警戒信号(痛み)』を感じてしまうのか?その謎を追います。

 

第四部 『基幹の型』

 日本やドイツやタイのクリニックで行われている、最も基本的な施術法の一連の流れを学びます。基本的な「型」を身につけることで、特別な経験や診断を用いなくても一定の効果を再現することができるようになります。

 

第五部 『応用』

 痛みを解消する技術をより深く学び、即効性を追求します。多くのスポーツ障害や、様々な療法を試したけれど良くならなかった事例の問題解決方法を学び、セラピストとしての高みを目指します。    

 

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