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講演・セミナー

■あらゆるクリニックで応用可能な技術体系の講義

 痛みという身体的な症状が、『心』や『食事』や『社会文化』とどのような関係性を持っているのか?関係性によって生まれた痛みを解消することはできるのか?痛みが解消されると関係性がどのように変化していくのか?などを、誰にでも分かりやすく解説し、実践に役立つ痛み解消の方法を習得します。

 

コースはおおまかに5つのパートに分かれています。

 

第一部 『痛みと身体』

 痛みや違和感は、脳が身体の状態をモニターすることによって発しています。脳や脊髄は、痛みや違和感を警戒信号として発することによって生体(身体)を危険から遠ざけています。

 

第二部 『痛みと心』

 心理的な緊張感は実際に筋肉の緊張を生みます。恐れ、不安、怒り、妬み、自己否定、など様々な心理的要因によって身体が緊張し、緊張状態が継続することによって痛みなどの症状を発します。

 

第三部 『痛みの科学』

 たとえば、日本人の1/3が肩コリだと言われるように、現代社会に生きる多くの人々が痛みや違和感などの症状を感じています。インフラも整い安全に生活できるはずの社会でなぜ『警戒信号(痛み)』を感じてしまうのか?その謎を追います。

 

第四部 『基幹の型』

 日本やドイツやタイのクリニックで行われている、最も基本的な施術法の一連の流れを学びます。基本的な「型」を身につけることで、特別な経験や診断を用いなくても一定の効果を再現することができるようになります。

 

第五部 『応用』

 痛みを解消する技術をより深く学び、即効性を追求します。多くのスポーツ障害や、様々な療法を試したけれど良くならなかった事例の問題解決方法を学び、セラピストとしての高みを目指します。    


■カリキュラム

(※ベーシックコースの内容から一部抜粋)

タイトル 内容

 筋組織と痛み

(防御反射と痛み)

 脳や脊髄は、神経伝達回路によって身体の状態をモニターし、状況に合わせて痛みや違和感や心地よさ、くすぐったさなどの感覚を創りだします。筋組織の活動は神経伝達回路に強い刺激を与えるため、脳や脊髄が創る感覚は、筋組織の状態によって変化します。

 ここでは、筋組織が収縮している時にどのような感覚が生まれるのか、筋緊張がどうして発生するのか、発生した筋緊張をどのように解消していくのかを探り、筋組織と感覚について詳しく学んでいきます。

学習と痛み

 人類が高い環境適応能力を持つことは生息圏の広さを見れば明らかです。その環境適応能力は高い身体操作能力によって支えられています。人類ほど様々な動きに対応できる種族は他にありません。生まれてすぐの赤ん坊が寝返りひとつできないのを見ても分かるように、私たちは決まった動きを持たず、後天的な学習によって筋組織の使い方を身に付けますが、これは環境適応能力ゆえのことです。ここでは、筋組織の使い方が決まる要件、学習による筋緊張の解消方法、学習による筋緊張の発生を抑える方法について詳しく学んでいきます。

痛みの自己ケア

 痛みなどの感覚が、身体の状態をモニターすることによって生まれているのであれば、筋組織の状態を主体的に変化させることで、痛みなどの感覚を変えることができます。日常生活における筋緊張の発生を抑えるには、筋組織を収縮させるのでも伸ばすのでもなく、重力との関わり方を理解し筋組織を“緩める”ことが重要です。

 ここでは、動きの本質を学び、日常生活において筋緊張の発生を抑える方法を身に付けて、痛みの自己ケア・マネジメントを行えるようにしていきます。

痛みと心 (1)

 心と身体が同一のものであることを私たちは経験的・無意識的に知っています。心の状態は身体に反映され、身体の状態は心に反映されます。たとえば、精神的なストレスやトラウマを感じながら身体を柔らかく使うことは難しく、身体が疲れきっている時にポジティブな精神状態でいることも難しいものです。

 ここでは、心によって筋組織がどのように反応するのか?筋組織の反応が変わることで心に変化があるのか?日常生活が与える心身への影響について詳しく学んでいきます。

痛みと心 (2)

 心の緊張と身体の緊張が同じものであるならば、精神的ストレスやトラウマも身体を通じて変化することがあり、肉体的ストレスによる痛みも心が変わることで無くなることがあります。

 ここでは、心と身体の相互作用をより深く理解し、心身のコミュニケーション能力を高めると共に、心や身体の問題発見スキルを学んでいきます。

社会と痛み

 人類は集団生活を行うことで種の存続を計り成功を治めました。ゆえに人類には、生き物として自己を守る「生体保護のルール」と、集団生活を守る「社会のルール」が存在します。原則の異なる2つのルールは、私たちの心と身体に多大な影響を与えています。

 ここでは、社会と心身の関係を知り、社会的な生き物である人間が個人の感覚とどのように折り合いをつけていくのかを考察します。

テスト 筆記・口頭面接・レポート提出・感想文提出

■卒業生の感想

 Yurashi Therapy は、医師やハイルプラクティカーなど300人以上の医療関係者から支持されています。

Dr.Dieta 
『ロジカルで特殊な施術が大変気に入りました。やさしく触れることが深い意味を持っていて、人に対する尊敬や尊重を感じました。素晴らしい!』

 

Waltraudさん 
『元々人の言うことをすぐには信じないのだけれど、このコースで聞いた話は全て納得できる』

Irisさん
『講師のコンビネーションが非常に良かった。身体だけでなくメンタルの問題も解消できることを実感しました』

Michaelさん
『現在 Heilpraktiker の勉強中でコースに参加するかとても迷ったけれど、参加して本当に良かった!教え方も本当に良かった』

Jenniferさん
『すべての話に意味があり非常に分かりやすかった。重篤な症状のクライアント対応も丁寧に教えていただいてこれからの仕事に希望が持てた』

HP.Elke 
『オステオパシーを15年以上やっているけれど、YURASHIとのコンビネーションのストラクチャーが頭の中でしっかりと出来てきてワクワクしている』

HP.Günter 
『いままでの経験に則していて、しかも非常にやさしい施術を経験できて良かった。YURASHIをやっていけることを嬉しく思います』

Olgaさん 
『コースに期待していたことは全て満たされました!この施術をずっと続けていきたい』

※2016年2月のベーシックコースより


■インタビュー

おおしま接骨院(名古屋)院長のコメント

敬心学園OB・OGの皆様



■学長の挨拶

 

谷口 暁 (たにぐち さとる)

■
 柔道整復師


■ あおば接骨院院長

 

ゆらし療法 日本スクール

学長の谷口です。

  


柔道整復師としてのキャリアは20年を超え、患者様の累計は27万人を数えます。



『ゆらし療法』を施術の柱として取り入れ、実費診療を始めて8年が経ち、この度日本スクールの学長に就任致しました。

『

ゆらし療法』はあらゆる痛みや違和感に対応できますが、柔道整復師の領域である骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷の早期回復にもその効果を発揮します。



 

たとえば、癒合しにくい骨折 「骨癒合遷延」 が施術によって癒合した症例や、股関節症・大腿骨頭壊死症の痛みが無くなり手術を回避できた症例など、興味深い例が多くあります。しかも、触れ方がやさしいので禁忌がほとんどなく、乳児から高齢者まで安心して受けられることが『ゆらし療法』を他に類をみない施術法にしています。



 

私も柔道整復師として、たくさんのものを諸先生・諸先輩方から授かってきましたが、その中でも『ゆらし療法』は、もっと早く出会いたかったと本気で思えた療法の一つです。



 

その効果はドイツやアメリカといった医療先進国でも認められています。

特にドイツでは世界に先駆けて、医師(Doctor)や医師同様に診断書を書ける自然療法士(Heilpraktiker)が、それぞれのクリニックでゆらしのテクニックによる施術を行っています。

 

私たちはゆらし療法によって慢性疼痛医療に貢献し、世界中のセラピストとそのクライアントの幸福度を高めるお手伝いをすることを目標に掲げ、日本・ドイツ・アメリカだけではなく世界各国で講演を行っていくことをお約束します。


■講演スケジュール 2017

コース名 日時 開催地 料金 参加資格  

ベーシック

治療院経営

4/29,30

5/27,28

6/17

東京内某所

50万円
(税別)

日本の代替医療に

興味がある方

 

申込
ベーシック

10/8~

   10/12

Düsseldorf

Heilpraktikerschule

960€

HPSDによって

認められた方

申込
セラピスト

10/2~

   10/6

 Düsseldorf

Heilpraktikerschule

960€

HPSDにてBasicを

修了された方

申込
セラピスト

4/29,30

5/27,28

 

東京某所

30万円
(税別)

ベーシックを

修了された方

非公開
ベーシク

6/9~11

The Teal Center , VA USA

$300

Therapist

申込